外食チェーン大手のリンガーハットが運営する とんかつ専門店「濵かつ」。

新しい店舗がアミュプラザ長崎にオープンし、多くの人でにぎわいました。

アミュプラザ長崎本館５階の飲食フロアにオープンした「濵かつアミュプラザ長崎店」。

（スタッフ）
「創業の地 長崎にて、新しい濵かつのスタートです。来店されたお客様に もっとおもてなしを届けるために、お店一丸で取り組んでいく所存です」

長崎では６年ぶりの出店です。

入り口近くには「濵かつ本店」の創業当時の写真が・・・。

リンガーハットグループ創業の地でもある 長崎市鍛冶屋町の本店は、去年７月、建物の老朽化などを理由に、惜しまれながら６１年の歴史に幕を下ろしました。

（浜勝　川内 辰雄 社長）
「社員一同、残念な気持ちも非常に大きかった。再スタートという気持ちで本店の建物やお店はなくなってしまったが、社員一同の思いは本店にと、みんな思っている」

本店の思いを受け継ぐ新店舗。

とんかつは、本店で使用していたオランダ東インド会社のレプリカ皿で提供することにしたそうです。

（スタッフ）
「ただいまオープンします」

オープン初日の30日、午前11時の開店にあわせて、多くの人が列を作りました。

（客）
「オープンしたと聞いて、せっかくだから来た。なじみのあるお店なので、新しいお店ができてうれしい」

（客）
「サクサクしておいしい。お肉を食べたいとき、とんかつを食べたいときは、ここに来たい」

昔から本店に通っていたという「濵かつファン」の姿も。

（客）
「オープンを待っていた。濱かつには何十年と通っていて、子どもたちが小さいときから、本店の方に行っていた。おいしい。全然、昔と変わらない」

店では、長崎らしさを感じてほしいと「限定メニュー」も提供。

生のからすみを大葉と豚肉で包んだ 味わい深いとんかつが楽しめます。

多くのファンに愛され続ける「濵かつ」。

創業の地の思いを受け継ぎ新たなスタートです。

（浜勝　川内 辰雄 社長）
「創業の地でもう一度新しい「濵かつ」をリスタートという形で、感謝しながらお客様に喜んでもらえる店にしたい」