今月、砥部町のコンビニエンスストアに包丁を持った男が押し入り、現金を奪った強盗事件。

松山地検は逮捕・送検された31歳の男について刑事責任能力の有無などを調べるため鑑定留置することを決めました。

鑑定留置されたのは、砥部町三角の無職、山本一斗容疑者（31）です。

山本容疑者は今月5日、砥部町のファミリーマート砥部麻生店でレジにいた男性店員に包丁を突きつけて「金を出せ」などと脅し、現金およそ5万円を奪った強盗などの疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、山本容疑者は一度自転車で現場から逃走していましたが、目撃者が追跡。

犯行からおよそ25分後に、現場に戻ったところを警察が現行犯逮捕しました。

松山地検は、犯行当時の刑事責任能力の有無などを調べるため、山本容疑者をきょうから12月1日まで鑑定留置することを決めました。

今後、専門家による鑑定などを行い、起訴するかを判断します。