上島町で長寿を願う縁起物「クルマエビ」の出荷ピーク
愛媛県上島町でおせち料理などに欠かせないクルマエビの出荷がピークを迎えています。
上島町 生名島の日輪養魚では、塩田の跡地を利用した池でクルマエビを養殖しています。
長寿を願う縁起物として、おせちなどに欠かせないクルマエビ。
日輪養魚では、島の名前と活きの良さをかけた「いきな車えび」のブランド名で販売しています。
大きいもので23センチほどに成長したクルマエビは、サイズごとに選別して生きたまま出荷します。
日輪養魚によりますと、ことしは夏の猛暑の影響で生育が心配されましたが、水質管理を徹底した結果、例年並みの大きさに育ったということです。
日輪養魚 池本一喜代専務:
「この寒い冬を乗り越えようとエネルギーを身に蓄えているので、甘みもより強く感じると思います」
「いきな車えび」は、県内をはじめ大阪や名古屋などへ出荷されます。