【県内初摘発】空自基地上空で無許可飛行のドローンを隊員が発見…書類送検の男性「重要施設と知らず」(静岡)
飛行が禁止されている自衛隊基地上空で、許可なくドローンを飛行させたとして富士市の60代の会社役員の男性が書類送検されました。
小型無人機等飛行禁止法違反の疑いで書類送検されたのは、富士市に住む62歳の会社役員の男性です。警察の調べによりますと、この男性は、7月31日 午前6時ごろ、法律で小型無人機などの飛行が禁止されている航空自衛隊御前崎分屯基地の上空で、ドローンを飛行させた疑いがもたれています。基地内の隊員がドローンを発見し、警察に通報したことで発覚。警察はドローンの映像から製造番号を割り出し、持ち主の男性を特定しました。
警察の調べに、男性は、周辺に重要施設があったとは知らず、誤って侵入してしまった、という趣旨の話をしているということです。小型無人機等飛行禁止法違反の疑いで書類送検されるのは、県内では初めてです。警察では、重要施設上空へのドローン侵入などの対策として施設管理者側と連携して警備を強化しています。