“防カメ”などから特定 工場火災は放火だった 現役従業員の男(48)逮捕「ウレタンに火を」
北海道・美唄警察署は2024年12月3日、美唄市の工場で起きた火災について、この工場に勤める尾形貴幸容疑者(48)を、非現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。
尾形容疑者は3日午前7時半ごろ、美唄市東8条北4丁目にある工場で放火し、工場内部を焼損させた疑いが持たれています。
外部への延焼はなく、この火事によるけが人はいませんでした。
現場の燃え方などから事件性が高まり、防犯カメラなどを捜査して容疑者の特定にいたりました。
警察によりますと、現場はプラスチック製品の加工工場で、事件当時、ほかの従業員などはいなかったということです。
調べに対し尾形容疑者は、「工場に保管されていたウレタンに火をつけたことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は尾形容疑者が火をつけた目的や動機などについて捜査しています。
最終更新日:2024年12月4日 6:55