ラーメンの魅力発信に注力へ 新たに2000万円の予算を計上 「来年こそは1位を奪還」 新潟市の新年度予算案 《新潟》
新潟市の新年度予算案が15日、発表されました。
地震への対応や街づくり、子育て支援に力を入れた過去最大の予算案となっていますが、今回、ラーメンの魅力発信を含む事業に新規に2000万円の予算が計上されました。
近年にはない新規事業ということです。
これは15日に発表された予算案の中で、「食をツールとした誘客の推進」に新たに2000万円の予算が計上され、全国有数の消費額を誇るラーメン王国・新潟が、新潟ラーメンの魅力を全国に向けてプロモーションするというのです。
昨年2月に総務省が発表した家計調査のラーメンにかける外食費用で“日本一”の座を、お隣の山形に奪還されて1年。ことしも首位奪還ならず・・・2位に甘んじていた新潟市ですが、中原市長は15日の会見で「だんだん火がついてきた」とも話し、「目指すところは奪還」と首位奪還への意気込みを感じさせていました。
毎年話題となるこの家計調査をきっかけに、ラーメンが認識されてきたことから5大ラーメンをはじめとする多様な新潟ラーメンのおいしさや魅力を発信するプロモーション事業にしたいとしています。
大きな可能性を秘めている新潟のラーメン。
新潟市によると計上した2000万円のうちラーメンのみにかける予算は約1400万円になる見込みですが、山形市とも情報交換しているといい、新潟へラーメンを食べにきてもらい交流人口の拡大に取り組むということです。全国にその魅力が伝わることが期待されます。