ホストクラブの客だった20代女性をGPSなどで管理下に置き、売掛金の支払い免除を理由に売春させたとして、元ホストら男女2人が16日までに逮捕、起訴されました。

　売春防止法違反の管理売春の罪で起訴されたのは、いずれも宮城県仙台市の元ホストクラブ店員、古明地流星被告（26）と交際相手の飲食店従業員、嘉村亜希被告（32）です。
　
　警察などによりますと、2人は去年12月から今年3月までの間、古明地被告が以前勤めていた甲府市内のホストクラブの客だった県内に住む20代女性を管理下に置き、ホストクラブの売掛金の支払い免除を理由に不特定多数の客と売春させたとされます。

　2人は女性を駐車場の車の中で寝泊りさせ、1回につき1万5000円～2万5000円で売春させて売り上げの全額を受け取っていました。また、女性は5～6年前からホストクラブに客として通い、GPSなどで居場所を管理されながら、1日5万円以上のノルマを課されていたということです。

　警察は余罪についても調べています。