琵琶湖で特定外来生物の水草「オオバナミズキンバイ」駆除 中南米原産で繁殖力が強く生態系に悪影響
滋賀県の琵琶湖で13日、生態系に悪影響を与える恐れのある特定外来生物「オオバナミズキンバイ」の駆除作業が行われました。
この日、高島市の琵琶湖岸では、ボランティアの大学生など約70人が作業にあたりました。
特定外来生物の「オオバナミズキンバイ」は中南米が原産の水草で、繁殖力が強く、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあります。琵琶湖では2009年に初めて確認され、現在は水質保全にも役立つヨシが茂るエリアにも拡大し、大きな問題となっています。
大学生たちは水の中に入ると、水草を根っこから引き抜いていました。
作業に参加した人
「結構力がいりますね。広範囲なので、それが大変」
外来植物は早めの対策が必要だということで、この作業は15日まで行われるということです。