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指導する野球チーム所属の中学生を殴り、包丁突き付け「殺すぞ」 指導者の男に執行猶予付き有罪判決

2024年10月15日 18:50
指導する野球チーム所属の中学生を殴り、包丁突き付け「殺すぞ」 指導者の男に執行猶予付き有罪判決

 指導する野球チームに所属する中学生を合宿中に殴ったうえ、包丁を突き付けて「殺すぞ」などと脅した罪に問われた男に対し、大津地裁は15日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 滋賀県近江八幡市の小寺学被告(43)は、今年5月、指導する野球チームの合宿中に、男子中学生の顔や腹を繰り返し殴り、包丁を突き付けて「殺すぞ」「刺したろか」などと脅した罪に問われていました。

 これまでの裁判で検察側は、「弱い立場の被害者に対し、一方的かつ執拗に危害を加えた」などとして、懲役1年6か月を求刑していました。

 15日の判決で大津地裁は、「無抵抗の児童らに対する卑劣で悪質な犯行」などとしたうえで、被告が罪を認め、反省と謝罪の意を示しているとして、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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