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【速報】斎藤知事「詳細承知していない、コメント差し控えたい」職員の4割が「パワハラ見た、聞いた」エレベーターの叱責「認識はない」百条委アンケート調査について

2024年8月20日 11:03
【速報】斎藤知事「詳細承知していない、コメント差し控えたい」職員の4割が「パワハラ見た、聞いた」エレベーターの叱責「認識はない」百条委アンケート調査について
兵庫・斎藤元彦知事(20日)

 20日午前、兵庫県の斎藤知事は、自身のパワハラ疑惑などをめぐり、百条委員会が県職員を対象に行ったアンケート調査で、職員の約4割がパワハラを「見た」「聞いた」などと回答したことについて、定例会見で「現時点で詳細な内容を承知していないので、コメントは差し控えたい」と話しました。

 斎藤知事を巡っては、7月31日から始まった百条委員会による県職員を対象にしたアンケート調査で、職員約9700人のうち約7割にあたる6711人から回答があり、約4割の職員が知事のパワハラを「見た」「聞いた」などと回答したことが明らかになっています。このアンケート調査の中間報告がまとまり、約4500人分の回答が集約されました。

 中間報告には、斎藤知事がエレベーターにすぐ乗れなかった際、職員に対し「お前はボタンも押せないのか」と大声で叱責したなど、斎藤知事の新たなパワハラ疑惑が多く寄せられていることが判明しました。

 斎藤知事は、20日の会見で、エレベーターのボタンをめぐる叱責について問われると「ご指摘のようなことをした認識はない」と話し、否定しました。

 中間報告には、他にも「気に入らないことがあると机をたたいて激怒する」、「到着が遅れそうになると公用車の座席を後ろから蹴る」などの具体的なエピソードが記載されています。また、斎藤知事は職員の間で「瞬間湯沸かし器」「暴君」などと呼ばれていたということです。

 20日の会見で、斎藤知事は「激高する」という自身の性格について、「職員を厳しく指導したことはあるが、業務上必要なことだった」と話しました。

 一方、アンケート調査の中間報告の記述には、人づてに聞いた内容も含まれていて、百条委員会は内容を精査する方針です。

 アンケート調査には、職員約9700人のうち、約4割にあたる約4500人が回答しました。斎藤知事のパワハラについて、回答した職員の1.3%が「実際に見た」と回答しました。

【中間報告の結果】

■知事のパワーハラスメントについて
①目撃(経験)等により実際に知っている:1.3%(59人)
②目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた:10.2%(466人)
③人づてに聞いた:26.8%(1225人)
合計 38.3%(1750人)

■贈答品の”おねだり”疑惑について
①目撃(経験)等により実際に知っている:0.9%(43人)
②目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた:3.5%(160人)
③人づてに聞いた:16.3%(743人)
合計 20.7%(946人)

■阪神・オリックス優勝パレード開催資金の還流疑惑について
①目撃(経験)等により実際に知っている:0.1%(3人)
②目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた:0.9%(40人)
③人づてに聞いた:7.9%(362人)
合計 8.9%(405人)

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