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【衆院選】一夜明けて近畿でも当選者・落選者が街頭に立つ 自公過半数割れ 維新は大阪小選挙区で全勝

2024年10月28日 12:39
【衆院選】一夜明けて近畿でも当選者・落選者が街頭に立つ 自公過半数割れ 維新は大阪小選挙区で全勝

 自公政権が過半数割れとなったきのうの衆議院選挙から一夜明け、近畿でも当選した人、落選した人、それぞれが街頭に立ちました。

 27日行われた衆議院選挙では自公政権が215議席と、公示前の279議席から大幅に議席を減らしました。一方、野党第一党の立憲民主党は公示前から50議席増やし、148議席を獲得しました。

 近畿では、日本維新の会が今回初めて候補者を立てた大阪の4つの選挙区で、いずれも公明党の前職らを破り、19の選挙区すべてで議席を獲得しました。いわゆる“裏金問題”をめぐっては、自民党の比例への重複立候補を認められなかった4人の立候補者は全員が落選しました。

 選挙結果について、有権者は…
 「立憲がもっと伸びてほしかった。(自民は)もっと減らしてもいいぐらい。悪いことした人が当選しているでしょ」
 「実績もあるので、そういう面で維新が強かったのは十分わかる結果かなと思う」
 「毎回同じように進んでいっても同じ結果な気がするので、ちょっと違う形になってみて、どのように生活がいい方向に動くかは楽しみだと思う」
 「本当の意味の政治が進んでいけばいいと思っている」

 一方、選挙で当選、落選したそれぞれの立候補者たちは、一夜明け、街頭に立ちました。

 兵庫9区・西村康稔氏(当選)
 「『もう間違いを起こさないようにな』という言葉、それから『期待してるで』という言葉、 たくさんのいろんな言葉をいただきましたので、 その一つ一つをしっかり受け止めて、これからある意味ではゼロからのスタートですので、気を引き締めてやらなければいかんと…」

 和歌山2区・世耕弘成氏(当選)
 「私個人の選挙結果については極めて満足いく結果だったと思っています。政治とカネの問題に関しては、私自身が先頭に立って改革を進めなければいけないという思いを強くしています」

 大阪5区・ 維新・梅村聡氏(当選)
 「この結果を裏切らない活動をすることが大事だと思います。身を引き締めて(大阪で)全勝ということはそれだけ『維新頑張れ』という叱咤激励でもあると思うので、しっかり受け止めて頑張っていきたいと思います」

 大阪5区 公明・国重徹氏(落選)
 「今の政権に対しての国民のみなさまの厳しい審判だと思います。もう一回、信頼を構築しなおすことが大事になると思います」

 石破首相は、28日午後2時から、今後の政権運営などについて、改めて会見を行う予定です。

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