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トルコ軍艦「エルトゥールル号」沈没事故追悼式典 地元漁師が乗組員を救出し友好の礎に 和歌山・串本

2024年9月16日 19:17
トルコ軍艦「エルトゥールル号」沈没事故追悼式典 地元漁師が乗組員を救出し友好の礎に 和歌山・串本

 134年前の9月16日、和歌山県串本町の沖合で沈没したトルコの軍艦エルトゥールル号の犠牲者を悼み、式典が行われました。

 1890年9月16日、オスマン帝国の軍艦、エルトゥールル号は、台風による悪天候に見舞われ、串本町の沖合で沈没し、乗組員ら500人以上が死亡しました。その際、地元の漁師たちが69人の乗組員を救出し、日本とトルコの友好の礎となったとされています。

 この日、慰霊碑の前で行われた追悼式には、串本町の町長やトルコ側の関係者らが集まり、黙とうを捧げ、亡くなった人たちの冥福を祈りました。今年は日本とトルコの外交関係樹立から100周年にあたるということです。

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