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第3のテレビCM「SAS」を搭載した「枠ファインダ」とは? 放送局・地区・メディアが追加され、さらに利便性が向上!

提供:株式会社ビデオリサーチ
2025年1月13日 11:00
第3のテレビCM「SAS」を搭載した「枠ファインダ」とは? 放送局・地区・メディアが追加され、さらに利便性が向上!

テレビCMというと出稿ハードルが高い印象があるが、「SAS」の登場によって、そのハードルが大きく下がった。 SASは広告を流したい番組のCM枠を指定して 購入することができ、15秒単位・少額から出稿ができる第3のテレビCM商品だ。SASは瞬く間に各局でも導入され、手が届きにくかったテレビCMをより身近なものとした。そのSAS枠を各局横断して、広告枠の比較から検索、購入予約の申込みまで対応できるのが、ビデオリサーチが運営している「枠ファインダ」 である。このプラットフォームは広告取引の最前線で活用されており、ユーザの声を元に進化を続けている。 そして今回、新たな機能アップデートにより、さらなる進化を遂げた。「枠ファインダ」とはどのようなサービスなのか? 開発の背景にはどのような考えがあるのか? テレビCMの新時代を切り開くサービスについて、担当の2人に聞いた。

1. 第3のテレビ広告商品である「Smart Ad Sales」とは?

SASをもっと手軽に、もっと効率よく探せたら――そんな課題に応える形で誕生した「枠ファインダ」。そもそも枠ファインダが誕生するきっかけになったのがSASと呼ばれるテレビ広告商品だ。 まずはSASの特徴について、二人に聞いた。

――Smart Ad Salesとはどのようなテレビ広告商品なのでしょうか?

富井さん:「Smart Ad Sales(通称SAS)は、各放送局が提供しているテレビ広告商品です。SASならテレビ広告枠を15秒1本で購入することができます。1本いくらという明瞭な価格設定に加えて、出稿したい番組を指定 して購入できるというのが大きな特徴です。SASへの理解を深めるために、まずは従来のテレビ広告商品であるタイムCMとスポットCMについて簡単に整理します。

タイムCMとは、出稿したい特定の番組内の番組広告枠を購入する仕組みです。
番組を指定して購入できる一方で、基本的には2クール契約が必要であったり、出稿予算の費用感が高くなったりする傾向があります。

スポットCMとは、タイムCMと違い番組を指定できず、GRP(視聴率総量)を基準に広告枠を購入する仕組みです。キャンペーンに合わせて投下予算や期間などを調整することができ、柔軟な運用が可能です。」

――SASはいくらから購入できるのですか?

富井さん:「広告枠によります。お求め易い枠だと、15秒1本数千円~数万円で購入できる番組広告枠もあります。」

――なぜSASに注目が集まっているのでしょうか?

大渕さん:「テレビCM業界は、デジタル技術の進化と視聴者の行動変化により、従来のモデルからの変革が求められています。このような状況下で、広告主や広告会社のニーズも大きく変化しています。デジタル広告のように手軽で低コストの出稿や、データに基づくターゲティングが求められる時代です。SASはそんなニーズにも対応できるので注目が集まっているのだと思います。」

デジタル広告が伸長していく時代のなかで、テレビCMに求められる価値も新たな局面を迎えているといえる。そんな新時代にSASはなくてはならない商品だ。しかしSASは、一体どこで、どうやって購入すればいいのだろう? その答えが 「枠ファインダ」にある。

2. 現代の“テレビCM枠選び”には欠かせないもの!? 「枠ファインダ」とはどんなサービス?

SASは、これまでテレビCMを活用していた広告主・広告会社はもちろんのこと、 さまざまな要因でテレビCM出稿ができなかった企業にも 門戸を開いたといえよう。複数局からなるSAS市場を横断して、広告枠の比較から検索、購入予約の申込みまでできるプラットフォームが「枠ファインダ」だ。

2019年のサービス開始以来、現在では「枠ファインダ」に参画している29局の広告枠を販売しており、月間で掲載されている広告枠数はおよそ4万枠、累計の取扱総額は数十億円にまで伸びている、という。 また、約500社もの広告主・広告会社(※)に利用されており、現在のテレビ広告商流には欠かせないプラットフォームになってきている。

※広告主、広告会社はID登録すれば、無料で各種機能を利用可能。  
※「枠ファインダ」は詳しくはこちら 。                

「広告主・広告会社さまのプランニングをもっと便利で効率的なものにしたい」

サービスの開発背景には、そんな強い思いがあったという。

富井さん:「もともとSASは各放送局が独自で取り扱っているテレビ広告商品でした。しかし広告主・広告会社視点で見ると、SASを購入しようとすると各局のセールスサイトから確認する必要があり、該当局が多ければ多いだけ工数がかかってしまい煩雑な作業を強いられてしまいます。“各放送局が独自に販売するSASを横断して検索・分析・購入できるシステムがあれば広告主・広告会社にとって、利便性の高いサービスを提供できるはずだ”―そう考えたのが開発 のきっかけです」

大渕さん:「広告主、広告会社、放送局など、多様なステークホルダーの皆様と日々関わる中で、数多くのご相談やディスカッションの機会がありました。貴重なご要望やご意見を直接伺い、“広告枠の売り手と買い手をつなぐ革新的なサービスを私たちが創り出すべきだ”という思いが強く芽生えました。」

これまでは各放送局からそれぞれ購入する必要があったSASだが、「枠ファインダ」の登場により横並びで比較・検討、購入・申し込みまでできるようになった。
「枠ファインダ」の特長は以下の4つだ。

(1)ECサイト感覚で購入・申し込みができる

ECサイトのような画面構成に工夫されているので、各放送局のSAS枠をさまざまな切り口で比較検索し、購入予約申込みまで行うことができる。 価格や視聴データが明示されているので、感覚的に購入指標が分かりやすい構成になっている。

(2)豊富なターゲットデータを無料で利用可能

「枠ファインダ」で販売されている広告枠には数百のターゲットデータがひもづいており、ビデオリサーチ が提供する視聴率データをはじめ、それ以外のデータ提供会社 のデータも搭載している。これにより広告主の特定の 商品やサービスに沿って より精緻なターゲット選定が可能となり、目的に合わせて効率的に番組広告枠 を抽出することができる。

(3)独自の商品・オプションサービスを提供

「枠ファインダ」でしか買えない商品もある。例えば同じ系列局の地区を跨いだ放送局同士で番組ジャンルやターゲット起点でセグメントされたパッケージ商品もある 。また、CPMや視聴率、ターゲットデータなど、さまざまな出稿条件に合わせて番組広告枠をプランニングできるサービスも搭載している。

(4)多様な検索オプション

デジタル動画広告のように多種多様な検索オプションがあり、放送期間や地区、予算規模、ターゲットなど諸条件に合った番組一覧を表示させることができる。他選択の基準として「番組の内容」「視聴者のデータ」「価格」といった3つの視点を組み合わせたテレビ広告枠(TVer、その他テレビ由来の広告枠を含む)の活用が可能となり、より精度の高い広告戦略を立案できる。

SAS枠選びに革新をもたらした「枠ファインダ」だが、評判はどうなのだろう。

――枠ファインダを使ったお客さまから反響はありましたか?

富井さん: 「ありがたいことに“使い勝手が良い”と感謝の声をいただいています。タイムCMやスポットCMの枠が逼迫している時期に、広告主から出稿のご相談をいただく。そんなときの救済策・代替案として、広告会社が利用することもあるようです。番組を指定してピンポイントで枠を買えるので、CMに出演するタレントさんが出る番組の枠を買いたい、そんな広告主の要望にも柔軟に対応することができます。また価格が明示されているので プランニングがしやすいという声もいただいています」

「枠ファインダ」の特徴はその“検索”機能にもある。なんと登録しているデータ会社は7社。これらの会社のデータも(一部)そのまま無料で使える機能もあるということで、他に類を見ないサービス といっても過言ではないようだ。

――登録データ会社が7社。これによってどのようなことが可能になるのですか?

大渕さん:「ご協力いただいている 複数のデータ提供会社 のご協力によって、ユーザにとって、豊富なターゲットを起点とした広告枠の抽出 が可能となり、プランニングの幅も大きく広がりました。」

富井さん:「例えば、デモグラフィックデータをはじめ、“音楽が好き”や“旅行が好き”といったサイコグラフィックなデータまで取り揃えており、さまざまな観点からセグメントして、それに適した広告枠を検索することが可能になりました。 ターゲットデータ起点での広告枠をプランニングすることで、より効果的で、効率的な出稿プランを組むことができるようになりました。」

価値ある枠は、出稿する広告主、広告商材、そして広告素材よって違う。そういった意味で、「枠ファインダ」は“ニーズに適した広告枠を見つけられるプラットフォーム”と言える。テレビ広告枠(テレビ由来のデジタル広告枠)に、もっと理由を――。これからは、より費用対効果の可視化が求められる時代になるのかもしれない。現代の広告取引を支える「枠ファインダ」だが、より使いやすいプラットフォームを目指して、今も進化を続けている。

3.オンオフ統合 を見据えて、テレデジ機能がアップデート。目指すは広告取引を支えるプラットフォーム

特に注目すべき点は、デジタル動画広告市場の伸長に応えるオンオフ統合機能のTV×DigitalPlanningだ。

富井さん:「常日頃からさまざまなステークホルダーさまとお話をする中で、広告取引においてデジタル動画広告はどうしても避けては通れない話題だと感じます。そうした中、「枠ファインダ」としてもオンオフ統合のさらなる進化を見据えて動いていかなければならないと強く感じておりました。

これまで「枠ファインダ」にはテレビCMも、デジタル動画広告(TVerセールス枠)も搭載していましたが、広告枠を検索するのに、「枠ファインダ」内で別々に作業する必要がありました。そのようなUI/UX的な課題を解決するために、23年9月に TV×DigitalPlanningを実装致しました。本機能はテレビCMとデジタル動画広告を同一指標のCPMをプランニングのキーにして、 両方を比較・検索できるのはもちろん、そのまま発注相談までできるようになりました。」

今回の機能アップデートにより、大幅に選択可能項目が拡充され、よりユーザニーズに対応し利便性が向上した。

――具体的に、どのような地区、放送局、メディアが追加されたのですか?

大渕さん:「プランニング対象地区でいうと全国ノンエリア、関東、名古屋、福岡(もしくは北部九州) 、仙台、広島、放送局でいうと、日本テレビ、中京テレビ、福岡放送、ミヤギテレビ、広島テレビ と、続々と参画いただいております。今後も放送局や地区は拡大していく予定です。

プランニング対象メディアでいうと、SAS枠に加えて、TVerの1DAY 枠、Rチャンネルの日テレ公式チャンネル、 YouTubeの日テレチャンネル 、日テレ系列の総合ニュースサイト『日テレNEWS NNN』を取り揃えており、今後もデジタル動画広告枠を拡充させていきたいと考えております。」

SAS市場や、テレビ由来のデジタル広告市場の規模拡大に寄与することを目指し、今後もユーザの利便性を向上にも努めていきたいと二人は語る。

「広告取引を支えるプラットフォームとして広くみなさまに利用いただくことをビデオリサーチは目指していきます」

テレビCMをはじめとした広告取引を支えるビデオリサーチ。“未来のシステムソリューション”を提供するパートナー企業としてこれからの活躍にも期待が高まる。進化し続けるオンオフ統合プラットフォーム「枠ファインダ」から、今後も目が離せない。

※「枠ファインダ」は広告主、広告会社はID登録無料、利用料無料です。
※広告主は、広告会社を経由して購入予約申込みが必要となりますが、広告枠の閲覧、購入希望枠を広告会社へ、カート共有することができます。
※広告会社が購入予約申込み後、各放送局から購入成立/不成立の通知が届きます。

「枠ファインダ」の登録はこちらから
提供:株式会社ビデオリサーチ