体操界のヒロイン・田中理恵選手（２６）が１９日、引退会見を開き、笑顔で現役生活に別れを告げた。

　田中選手「ロンドンオリンピックが終わってから、選手として達成感を味わうことができました。オリンピックが最高の目標だったこともあり、自分自身、納得のいく体操人生を送れました。（Ｑ自身の体操人生に点数をつけるとしたら？）９０点。もうちょっと（ロンドン）オリンピックでミスのない、いい演技ができればよかったかなと思います」

　今後は日本体育大学の教員として体操の普及に努めるという田中選手は、これからの夢について、「体操教室をするとか、２０２０年（東京五輪世代）の子どもたちに、オリンピックに出た選手だからこそ、オリンピックの楽しさだったり、すばらしさも間近で子どもたちに伝えたい部分もあるので、そういう活動もやりたいなと思います」と語った。