ヤクルトの石川雅規投手は2日、球団と契約更改交渉で2750万円減の4000万円(金額は推定)でサイン。来年1月で45歳となる左腕は、プロ24年目シーズンへ向かいます。

今季は9試合に登板し、1勝4敗、防御率4.10の成績。23年連続勝利を達成し、通算186勝に積み上げ、大台200勝まで残り「14」としました。

「チームとしても5位に終わってやっぱり2年続けて良い成績をチームとしても残せなかったですし、僕自身も1勝という結果に終わって本当に悔しい」と石川投手。

球団とは「やはり年齢重ねてきてますけども、もう一度優勝、日本一したいですし、個人的な目標で、言霊なので“200勝、200勝”って色んな方に言われますけど、出来ると信じてやっているので、そこに向けても頑張っていきたいなというところで、『また来年もよろしくお願いします』というふうにこちらからも伝えましたし、『よろしく頼むぞ』っていう言葉をかけていただきました」と明かしました。

今季で同じく40代でプレーしていた同僚の青木宣親選手やソフトバンクの和田毅投手が現役を引退。来季も現役最年長左腕として迎えるベテランは、色紙に今年の一文字を『進』と表現します。

「今年は青木だったり、和田さんだったり、同世代の選手がユニホームを脱いでいって、僕自身は野球選手としてまだまだ進んでいきたいと思っていますし、勝利数もそうですし、前に前にどんどん進んでいきたいのでこの『進』という文字を書きました」と語りました。