寒くても定期的な換気 高齢者施設や医療機関ではマスク着用の徹底を 秋田県発表 新型コロナ・インフルエンザ等 発生動向
県内の、インフルエンザの患者の数は、前の週からわずかに増え、新型コロナウイルスの感染者は、前の週とほぼ同じ水準でした。
冷え込みが厳しく、いよいよ本格的な冬の寒さとなってきましたが、県は、部屋を定期的に換気したり、手洗いをしたりと、感染対策の徹底を呼びかけています。
今月8日までの1週間の、インフルエンザの患者の数は、県が定点とする52の医療機関であわせて198人でした。1医療機関あたりでは、3.81人で、前の週からわずかに増えました。
新型コロナの感染者の数は、県全体で484人で、1医療機関あたりでは、9.31人でした。ほぼ前の週並みの水準です。
県は、部屋の換気や手洗い、高齢者施設や医療機関でのマスクの着用など、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
寒さが厳しくなってきましたが、県は「定期的な部屋の換気は感染対策として有効」だと説明しています。部屋を十分に暖めたうえで空気の入れ替えを行うなど、室内が寒くならないよう工夫しながら換気するよう、呼びかけています。