秋田県内インフルエンザの流行期に入る 患者数は前週から3倍あまりに増加
県の最新の調査で、県内のインフルエンザの患者数が前の週から3倍あまりに増え、県全体で流行期に入ったことが分かりました。
新型コロナウイルスの感染者数も増えています。
県が定点とする51の医療機関で、17日までの1週間で確認されたインフルエンザの患者の数は、102人です。
前の週から3.2倍に増えました。
1医療機関あたりの患者数は、2.0人です。
流行の目安となる1.00人を超えたことから、県は「流行期に入った」と21日に発表しました。
地域別では、大館や北秋田などの保健所管内で患者数の増加が目立っています。
例年、流行期は11月ごろから翌年の5月ごろまで続きます。
新型コロナウイルスの感染者の数も増えています。
県全体で前の週の1.5倍の323人でした。
1医療機関あたりでは6.33人です。
感染者数の増加は4週連続です。
また、高齢者施設や医療機関など11の施設で集団発生が報告されています。
県は、こまめな手洗いなどの基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。