強い冬型…沿岸を中心に風が強まる 8日にかけて大雪にも注意を 秋田県
強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で、県内は沿岸を中心に断続的に風が強まっています。
8日にかけては、大雪にも十分注意が必要です。
太田朋孝 記者
「吹雪や地面から巻き上げられた雪で、かなり見通しが悪くなっています」
秋田市では、6日未明に、最大瞬間風速26.0メートルを観測しました。
強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で、県の沿岸ではこの先も雪を伴った強い風が吹くおそれがあります。
8日にかけて予想される最大瞬間風速は、沿岸で30メートルです。
由利本荘市では、5日、由利橋からボルトが落下して、走っていた車にぶつかる事故がありました。
強風の影響とみられていて、市は5日夕方から橋を通行止めにしています。
解除の見通しは立っていません。
公共交通機関への影響です。
JRは、羽越線と花輪線、それに北上線で、運休や区間運休が発生しています。
空の便は、秋田空港から大阪の伊丹空港へ向かう1便が欠航しました。
7日朝までの24時間降雪量は、いずれも多いところで、山沿いで40センチ、平野部で30センチで、その後も断続的に雪が降ると予想されています。
8日にかけて、大雪に十分注意が必要です。