石破首相、来年度予算案の再修正を行う考え 高額療養費制度の引き上げ見送りめぐり
高額療養費制度の負担上限額の引き上げの見送りをめぐり、石破首相は来年度予算案の再修正を行う考えを示しました。
立憲民主党 勝部賢志議員
「高額療養費負担上限引き上げ凍結を受けて予算総額に変更が生じる訳ですから、当然予算の再修正が必要です」
石破首相
「昨日与党より令和7年度予算の再修正という方針が示されたと承知をいたしており、政府といたしましては与党での検討を踏まえて適切に対応いたしてまいります」
引き上げの見送りをめぐり、立憲民主党の勝部議員は「理解を得るための延期なら、秋までという時限設定は設けるべきでない」と迫ったのに対して、石破首相は「患者の話を十分に伺い、理解を得るべく最善を尽くす」と述べました。
こうした中、自民党の西田昌司参院議員が12日、党の会合で予算成立後に石破首相は辞任して総裁選挙を行い、新たな総裁を選ぶべきだと発言しました。身内の自民党から公然と退陣要求が出た形です。
最終更新日:2025年3月12日 11:58