プーチン大統領、ロシア経済「安定的に発展」…“規模は日本追い抜いた”主張も
ロシアのプーチン大統領が、国内外の記者や国民の質問に直接答える大規模イベントが、始まりました。
プーチン大統領による年末の記者会見と国民対話を合わせた恒例の大規模イベントは、日本時間19日午後6時に始まりました。
プーチン大統領は冒頭、ロシア経済について「安定的に発展している」と述べ、ことしのGDP=国内総生産の成長率はおよそ4%だと強調しました。
また、経済規模は日本を追い抜いたとも主張していて、経済制裁を続ける西側諸国に比べ、ロシア経済は盤石だとアピールした形です。また、国民の賃金も9%上昇したとしています。
今回のイベントを前に、国民からはおよそ200万件の質問が寄せられていて、ウクライナ侵攻に関する質問が最も多いということです。
イベントには複数の西側メディアも出席していて、アメリカのトランプ次期大統領との関係や北朝鮮の派兵をめぐる発言があるか、注目されます。