高額療養費引き上げ“見送り” 13日に衆院予算委で石破首相が説明へ
石破首相が高額療養費制度の負担上限額の引き上げを見送ったことを受け、自民党は野党側に来年度予算案を再び修正する考えを伝えました。
政府・与党内では、予算案を再修正せず、予備費などで対応する案も検討されていました。
しかし、反対意見も多く、11日に自民党の坂本国対委員長が立憲民主党の笠国対委員長に対し、予算案を参議院で再修正する考えを伝えました。
予算案を再修正した場合、参議院での可決後に、衆議院で改めて議決することが必要になりますが、過去に前例はないということです。
一方、野党側は、石破首相が衆議院での予算案可決後に方針転換したことを問題視し、予算委員会で説明の場を設けるよう要求しました
これを受け、与党側はあさって13日に衆議院予算委員会を開き、石破首相の説明と、それに対する質疑の時間を設けることを決めました。
最終更新日:2025年3月11日 20:40