自殺教唆疑いの占い師の女「男性らは命を絶ってほしいと話すと賛同してくれた」と供述 精神的に支配か
5年前、知人の男性2人を唆し自殺させたとして、占い師の女らが逮捕された事件で、女が男性らを自身の信者にし、精神的に支配していた可能性があることがわかりました。
11日に逮捕された大阪府河内長野市の占い師、浜田淑恵容疑者(62)は、5年前、和歌山県広川町の海で、知人の男性2人を唆して自殺させたうえ、男性の遺書を偽造した疑いがもたれています。
警察によりますと、男性らは2008年ごろ、浜田容疑者のスピリチュアルカウンセリングを受けて信者となり、給料や知人から借りた金を浜田容疑者に提供していたということです。
浜田容疑者は今年1月以降、別の恐喝事件で2回逮捕されていて、その際の調べでは、「男性らは『私の交際相手を救うために命を絶ってほしい』と話すと賛同してくれた」「指示に従順だった」と供述していたということで、警察は浜田容疑者が精神的に支配していた可能性があるとみて、動機などを詳しく調べています。