女性刺され死亡…逮捕の男、女性に“200万円超貸した” 金銭トラブルで犯行か
東京・新宿区の路上で動画配信中とみられる女性がナイフで刺され死亡した事件で、逮捕された男が「200万円を超える額を貸しているけど返してもらえず犯行を決心した」と供述していることが分かりました。
警視庁によりますと、高野健一容疑者は11日午前、新宿区高田馬場の路上で、動画配信をしていたとみられる佐藤愛里さんを、サバイバルナイフで刺し殺害しようとした疑いが持たれています。
佐藤さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
その後の警視庁への取材で高野容疑者が動機について「200万円を超える額を貸しているけど返してもらえないから犯行する決心をした」と供述していることが分かりました。
また、高野容疑者は知り合った経緯について、佐藤さんの動画配信を見たことで「勤務していた飲食店に行くようになった」と供述しているということです。
事件当日については、「リアルタイムの動画配信をみて佐藤さんを見つけた」とも話しているということで、警視庁は供述の裏付けを進め、詳しい経緯を調べています。