「1つの決断が苦しみ悲しみを生み出す」“ながらスマホ”で小学生意識不明 警察が啓発活動 滋賀
1年前の11日、滋賀県野洲市で電話をしながら運転していたトラックに小学生がはねられ意識不明となった事故を受け、警察が交通安全を呼びかけました。
2024年3月11日、野洲市で横断歩道を渡っていた下校中の当時小学2年の男子児童がトラックにはねられました。男子児童は意識不明の重体で病院に運ばれ、今も意識が戻っていません。
事故原因は、運転手がスマートフォンでの通話に気を取られ赤信号を見落としたことで、発生から1年となる11日、現場付近では警察官などが、「ながらスマホ厳禁」や「わき見事故多発」と書かれたプラカードを掲げドライバーらに交通安全を呼びかけました。
事故にあった男子児童の両親は、「息子は事故がなければどんなに学校生活を楽しんでいたか。1つの決断が苦しみ悲しみを生み出すかもしれないと思い出してもらいたい」としています。
最終更新日:2025年3月11日 18:48