義務教育学校の子どもたち 特別授業でマタギについて学ぶ
北秋田市にある義務教育学校で、マタギを招いた特別授業が始まりました。初日の15日は、子どもたちが猟について学んだり、伝統のお茶を飲んだりして、マタギ文化への理解を深めました。
北秋田市にある3つの小中学校が統合して、去年出来た、義務教育学校阿仁学園。
この春から阿仁合地区に出来た新たな校舎で授業が行われています。
15日、阿仁マタギの益田光さんを招いた特別授業が始まりました。
特別授業では、3年生と4年生が益田さんから直接話を聞いてマタギの文化を学びます。
益田さんは、これまでも阿仁学園の前身の旧大阿仁小学校で特別授業を行ってきました。
子どもたちは益田さんとともに山に入り、自然を大切にするマタギの伝統に理解を深めます。
1年を通して行われる特別授業。
15日は、マタギが健康のために飲んでいるクロモジで作ったお茶が子どもたちに振る舞われました。
子どもたちは、この先クロモジを取るために山に入り、商品化して販売するまでを体験します。
子どもたちは、今月末にさっそく益田さんと一緒に山に行き、クロモジや山の植物について学びます。