体調不良で延期となっていた知事会見開催 穂積秋田市長の八橋地区への新スタジアム案について佐竹知事は「一定の支援」を表明も県の負担増は容認しない考え示す
体調不良で延期されていた佐竹知事の記者会見が12日開かれました。佐竹知事は秋田市の穂積市長が新たなスタジアムを八橋地区に建設する可能性に言及したことについて「一定の支援をすることは変わらない」と述べながらも、県の負担が増えることは容認しない姿勢を示しました
1週間前の記者会見を延期していた佐竹知事。
風邪をこじらせたと述べました。
佐竹知事 具合はどう?
「3日ぐらいでまずだいたい復調したという。そういうことです。そういう状況です。大変ご心配かけました」
記者から質問が相次いだのは、秋田市が外旭川地区での整備を計画してきた新たなスタジアムについてです。
穂積市長は今月3日に「八橋も1つの選択肢」と述べました。この発言を受けて佐竹知事は。
佐竹知事
「どういう状況になっても一定の支援をする。これは変わりございません。」
ただ、佐竹知事はスタジアムの整備費用について懸念を示しました。
いまの外旭川地区での計画の整備費用は約90億円で、県と市と民間事業者それぞれが3分の1ずつ出し合う想定です。
佐竹知事は、仮に八橋地区に整備してその費用が増えたとしても、県の負担を増やすことは容認しない姿勢を示しました。
佐竹知事
「うちの方は今のところ30億という線、これが限界です。」
佐竹知事は記者会見の中で、外旭川地区への整備には反対する意見が多いとも述べました。八橋地区については市の進め方を引き続き注意して見ていく方針です。