約8メートルの高さから転落　雪下ろしの80歳男性死亡　北秋田市

30日、北秋田市で倉庫の雪下ろしをしていた80歳の男性が屋根から転落し死亡しました。県内で屋根の雪下ろし中の死亡事故はこの冬初めてです。

死亡したのは北秋田市浦田の石崎克美さん80歳です。

北秋田警察署の調べによりますと、石崎さんは30日午後3時すぎ、自宅倉庫の屋根の雪下ろし中、およそ8メートル下の道路に転落しました。

石崎さんは北秋田市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間20分後に死亡が確認されました。

石崎さんと一緒に雪下ろしをしていた長男が雪が滑り落ちる音を聞き、屋根の下を見たところ転落している石崎さんを発見、119番通報したということです。

石崎さんは命綱やヘルメットを着けていませんでした。警察が死因などを詳しく調べています。

30日は鹿角市や大仙市でも屋根の雪下ろしや除雪作業中の事故が相次ぎ3人が重傷を負っています。

雪下ろしの際は命綱やヘルメットを着用し、2人以上で作業を行うよう心がけてください。