一般職平均は84万8000円 秋田県職員に冬のボーナス支給
県職員に、冬のボーナスに当たる期末勤勉手当が支給されました。一般職の平均支給額は84万8000円です。
県は10日、一般職と特別職合わせて1万3809人に総額117億5000万円余りの冬のボーナスを支給しました。一般職の平均支給額は84万8000円です。
内訳は、知事部局が78万6000円、教育委員会が89万6000円、警察本部が77万6000円です。
特別職は佐竹知事に228万1000円、副知事に186万3000円、県議会議長に214万4000円が支給されました。
また、県の規定に基づき先月30日に辞職した猿田和三前副知事にも149万円が支給されています。
ボーナス=期末勤勉手当の年間支給額は、条例で夏と冬で合わせて月給の4.45か月分と定められています。
県人事委員会は10月に県内の民間企業の水準に合うよう一般職については年間の支給額を0.15か月分引き上げるよう勧告していて、開会中の県議会で条例の一部改正案が可決されれば今月末に追加支給が行われます。
また、県人事委員会は県職員の月給なども引き上げるよう勧告しています。
勧告通りに引き上げられた場合、県職員の平均年収は専門職などを除いた行政職でこれまでより23万円あまり多い、およそ612万7000円になると推計されています。