4つの保育園を統合した新設こども園の内覧会 商業施設が近い市東部のエリアに新年度開園 男鹿市
男鹿市は新年度、市内の4つの保育園を統合し市の南部、船越地区にこども園を新設します。
来月の開園を前に市民向けの内覧会が開かれました。
寒風山のふもと、男鹿市船越地区にまもなく完成するこちらのこども園。
開園を前にした10日、周辺の住民や入園する予定の子どもと、その家族などを対象に内覧会が開かれました。
施設内の設備のほとんどは男鹿で生産されたスギの木材を使っているほか、外壁の一部には男鹿の石材を採用していて、子どもたちにふるさとの良さを感じてもらうという狙いがあります。
男鹿市は少子化を受け、市内の4つの保育園を統合し、約18億円をかけてこのこども園を整備しました。
広いエリアの子どもたちを受け入れることになりますが、機能の集約を図るほか、ショッピングモールなどがある船越地区に整備することで、商業エリアの活性化にもつなげたい考えです。
入園予定の親子
「今までの園に比べると目線が行き届きやすいのかなっていうのは思いました」「のびのびとこの子らしく育ってもらえればはい、いいと思います」
男鹿市の新たなこども園は170人の園児を迎えて、新年度=来月スタートします。