猛暑と干ばつ 被害受けた農家へ支援要望
県内のJA職員による労働組合=秋田農協労が、この夏の猛暑と干ばつで被害を受けた農家への支援を求める要請を県に行いました。
秋田農協労の斎藤智行執行委員長など5人は12日、県の農林水産部を訪れ齋藤正和部長に農家への支援などを求めた要請書を手渡しました。
7月の大雨の後、県内は雨が少なく、猛暑や渇水でコメをはじめ、ネギなどの農産物に大きな被害が出ました。一等米比率も大幅に低下するなど農家は深刻な影響を受けています。
要請は、農家に対する県の支援制度の、要件の緩和、補助率の引き上げなど4項目です。JA秋田中央会も10月に経営支援などを県に求めていますが、より農家に近く現場の声を直接聞くJA職員が改めて要請しました。
県は農作物の高温障害に対する技術対策会議も開くなどして、来年の営農に繋げていけるよう農家を後押ししていくことにしています。