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【新市長・広沢一郎氏生直撃】珍政策「コアラの抱っこ」とは?

2024年11月27日 12:40
【新市長・広沢一郎氏生直撃】珍政策「コアラの抱っこ」とは?

名古屋市の新市長・広沢一郎氏が、中京テレビ「キャッチ!」選挙特番に生出演。市民税10%減税や名古屋城木造復元もついて語るなか、最重点政策の1つとして打ち出していた、ある“ユニークな政策”についても聞きました。

珍政策「コアラの抱っこ」とは?

広沢さんが“最重点”政策の1つとして打ち出していたのが、『東山動植物園』のコアラを抱っこできるようにするというもの。なぜ、コアラに抱っこを思いついたのでしょうか?

広沢さん:
「実際、私もオーストラリアへ行って、2回ほど(コアラを)抱っこしたことがありまして。今年の春も実は家族旅行で行ったんですが、人気すぎて抱っこできなかったという、そういうこともあります」

自身もコアラが好きだという広沢さん。オーストラリアで体験した“コアラの抱っこ”について、「感動します。やっぱり動物を身近に感じるという意味もあってですね」と明かしました。

『東山動植物園』に聞いてみたところ、“コアラの抱っこ”について、意外な回答がありました。

一般人がコアラを触ることを許可していないという『東山動植物園』。同園では、コアラを譲り受けたオーストラリアの環境省などと『東山動植物園』の間で、“一般の人にはコアラを触らせない”という同意書が、すでに結ばれているといいます。寝ている時間が1日20時間と非常に長いコアラ。“抱っこ”によるコアラのストレスがかかることも指摘されています。これだけ聞くと、難しそうな気もしますが、、、

広沢さん:
「オーストラリアでも、コアラが抱っこできる州とできない州に分かれていまして、東山(『東山動植物園』)に来ている『タロンガ動物園』などがあるニューサウスウェールズ州は許可をしていないんです。名古屋の姉妹都市のあるシドニーのある、ニューサウスウェールズ州から禁止です。主にやっているのは、クイーンズランド州、サウスオーストラリア州、オーストラリアの中で3つの州は許可をしている。国の中でも対応が分かれるので、実現の可能性があるとしたら、そういう許可をしている州と提携をして、そこから新たに例えばコアラを借りてくるなり、譲り受けるなりして、そこで新たな施設として抱っこをすることになります」

コアラが日本に初来日したのは『東山動植物園』。もし、この政策が実現したら、日本で初めてコアラを抱っこできる動物園になる可能性もあります。

本政策については、「“チャレンジ項目”として考えていた」と答えながらも、「目指したいな。難易度は高いのはもう重々承知をしています」と話した広沢さん。

広沢さん:
「実際、コアラは極めて神経質だと言われていますので、あまりストレスを与えてはいけないなので、オーストラリアでも抱っこできるところでも、本当に1日に人数は限られる。なので、行ったら必ずできるという、そういうものではないんですよね」

広沢さん曰く、「先着順で厳しく制限はされているんですけど。それでもちょっと抱っこしたいという人が極めて多い」という“コアラの抱っこ”。機運醸成の一環として、「まずはそのコアラ舎の前で、例えば実物大のぬいぐるみを抱っこして、ちょっとその雰囲気に触れてもらうとかね」と、和やかな笑顔で本政策へに思いを語りました。

最終更新日:2024年11月27日 12:40
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