愛知県で2機目のドクターヘリを藤田医科大学病院に配備　正式運航前に被災地で搬送活動を実施

愛知県は15日、藤田医科大学病院にドクターヘリを配備し、2月1日より運航を開始すると発表しました。

県内では愛知医科大学病院のドクターヘリが2002年から運航されており、今回の配備で2機目となります。県によりますと、ドクターヘリが2機体制になったことにより、全ての出動要請に応じられる体制の確立、近隣県と県域にとらわれない運用体制の構築、大規模災害時における患者の搬送手段確保を目指すとしています。

28日には「藤田医科大学病院 ドクターヘリ運航開始式」が開催され、愛知県の大村知事のほか、県内の救急医療関係者約100名が参加する予定です。

なお今回配備されるドクターヘリは、元日に発生した能登半島地震のため正式運航前に石川県に派遣され、被災地で搬送活動を実施しているということです。