出張輪島朝市開催 奥能登豪雨で亡くなった中学生がデザインした「フクロウ」あしらった漆器も 愛知・豊川市
能登半島地震の発生から1年となるのを前に、「出張輪島朝市」が愛知県豊川市で開かれ、奥能登豪雨で亡くなった中学生の祖父も出店しました。
復興支援のため開かれた「出張輪島朝市」。豊川市での開催は今年5月に次ぐ2度目で、伝統の輪島塗やノドグロの干物など約10店舗が出店しました。
会場には、奥能登豪雨で孫の翼音さんを亡くした喜三誠志さんの姿も。
翼音さんと一緒に考えたというフクロウのイラストをあしらった漆器を販売しました。
喜三誠志さん:
「孫が命を奪われましたけれども、その思いを私はこのフクロウにかけて、災害の恐ろしさとか思い出していただいて、被害に遭わないように、という思いで今は作っています」
「出張輪島朝市」は、29日も開かれます。