南海トラフ巨大地震に備え 代替施設での対応訓練 三重・熊野市 津波で庁舎が使えないことを想定
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南海トラフ巨大地震など大規模災害に備えるため、13日、三重県熊野市で、災害対策部の代替施設を設営する訓練が行われました。
この訓練は、地震や津波などの被害により、三重県の熊野庁舎が使用できなくなった場合を想定しています。
訓練には防災関係機関の連携強化を図ることを目的に、三重県の職員のほか警察や消防など約30人が参加。
熊野市内の宿泊施設を拠点にし、初動の災害対応スペースや職員の宿泊場所、手順などについて確認を行いました。
また、レストランでは通信訓練も行われ、インターネットや携帯電話がつながらないなど、通信が困難なときに使うスターリンクの設置や無線用のアンテナを立てる訓練も行われました。
三重県紀南地域活性化局の天野長志局長は「今回初めてだったのでスムーズにいかないこともあったが、これを教訓に今後も定期的に訓練を続けていきたい」と話していました。