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中部国際空港が「カームダウン・クールダウンスペース」を設置、すべての人々が安心して過ごせる空港を目指す 

2024年3月15日 20:12
中部国際空港が「カームダウン・クールダウンスペース」を設置、すべての人々が安心して過ごせる空港を目指す 
国際線出発制限エリアのカームダウン・クールダウンスペース ※イメージ

他者からの視線や外部の音や光を遮ることができるよう、間仕切りとベンチで構成された区画「カームダウン・クールダウンスペース」。中部国際空港では、第1ターミナルに2箇所(国際線・国内線)設置されており、発達障害や知的障害、精神障害などがある人々が、出発前に心を落ち着かせる場所として利用されています。

中部国際空港ではすべての人々が安心して利用できる空港を目指して、新たに第2ターミナルにも「カームダウン・クールダウンスペース」を2箇所(国際線・国内線)設置。利用者の多様性を考え、車いすでの利用もできるようスペースを広くとっており、利用者の同伴者も近くで過ごせるつくりとなっています。

この取り組みでは、令和5年7月に岐阜県と中部国際空港が締結した、「岐阜県木の国・山の国県産材利用促進協定」に基づき、利用者が安心して利用できるよう、ぬくもりを感じられる岐阜県産材の木材を活用。木工家具で有名な飛騨産業株式会社が制作を手掛け、スペース全体に匠の技が息づいています。

すべての人々が安心して空の旅を楽しむことができるよう、設置された「カームダウン・クールダウンスペース」。中部国際空港は同スペースについて、「地元産品と伝統技術を紹介する施設としても、長くご利用いただきたいと考えております」と発信しました。

第2ターミナルの「カームダウン・クールダウンスペース」は、3月26 日(火)より設置されます。

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