インドはものづくりが得意 福井の技術持ち込みビジネス拡大を
人口14億人あまりと世界で最も多く、経済成長が著しいインドでのビジネスをテーマにした勉強会が11日、福井市内で開かれ、参加者は事業拡大へのヒントを得ていました。
この勉強会は、急速に発展しているインドについて、企業進出も視野に現状を学んでもらおうと福井商工会議所が開いたもので、宿泊施設やメーカーなどの担当者が参加しました。
講師を務めた金沢大学の松島大輔教授は「インド人と日本人は、部品や材料の設計を細かく調整しながら作り上げる“ものづくり”が得意な共通点があり、日本の技術を持ち込めば、高度経済成長期のような技術革新を起こせる可能性が高い」として、インドに進出する意義を強調しました。
■貿易業の男性
「魅力ある将来性のある市場で、取り組まないといけないと感じた」
インドでのビジネスをテーマにした勉強会は、8月6日と9月12日にも開かれる予定です。