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敦賀気比 準決勝敗退 明治神宮野球大会 広島商業と対戦 9対11で敗れる

明治神宮野球大会準決勝で、敦賀気比は広島商業と対戦し、延長11回の激闘の末、9対11で敗れ、9年ぶり3度目の決勝進出とはなりませんでした。 55回目の記念大会となった明治神宮野球大会は、23日に東京の明治神宮野球場で準決勝が行われ、初戦で沖縄尚学を破り、勝ち進んだ敦賀気比は、中国地区代表の広島商業と対戦しました。 試合は広島商業が2回と3回にそれぞれ2点、5回に1点を奪い、0対5とリードする展開で進みます。 5点を追う敦賀気比は、8回2アウトランナー2塁のチャンスに、7番・大谷がセンター前にポトリと落ちるタイムリーヒットを放ち、1点を返します。 続いて、8番・代打の大黒がレフト前にヒットを放つと、広島商業の選手が後逸。ボールが外野に転がる中、大黒は一気にホームに還って3点を返します。 さらに敦賀気比は9回、ヒットとフォアボールなどで、2アウトランナー2塁・3塁とチャンスを作り、6番・佐藤の打球はショートゴロ。しかし、広島商業の遊撃手が1塁へ悪送球を投げて、ランナー2人が返り、同点に追いつき、試合はノーアウトランナー1塁・2塁から始まるタイブレークの延長戦に突入します。 10回に、お互い3点ずつを奪って迎えた11回。広島商業は2アウトから3点を奪い勝ち越します。 その裏、敦賀気比は2アウト満塁で、8番途中出場の菅田が押し出しのフォアボールを選び、1点を返しますが、9対11で敗れ、9年ぶり3度目の決勝進出はなりませんでした。

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