県内全ての交番に無人カメラ 警察署との通話にも対応 交番の安全対策や業務効率化に 24日から本格運用開始
交番に設置した無人カメラで、警察署とすぐにやり取りできるシステムの運用が来週から始まります。交番の安全対策の強化に加え、警察官の業務の効率化につなげます。
交番のドアにあるセンサーが訪れた人を感知すると、警察署や県警本部に通知が届く仕組みで、警察官が巡回などで不在の際も警察署と直接通話が可能で、困りごとなどを相談することができます。
■福井県警本部 生活安全部 新井大警部
「(従来は)内線電話で警察署と連絡を取っていた。今回、電話をかける事なく声かけができる。日本語が話せない外国人や電話をかけられない小さい子どもにも積極的に声かけができる」
24日から県内全ての交番で本格運用が始まり、県警では今後、県内90か所の駐在所への導入も検討するとしています。