水素で走るゴミ収集車と救急車を日本で初めて導入 福岡市のゴミ収集は夜間 静かな出動にも期待
水素で走る給食配送車を導入するなど、水素エネルギーを活用した街作りを進める福岡市が新たな取り組みです。ゴミ収集車と救急車が導入されることになりました。
8日、お披露目されたのは、水素で走るゴミ収集車と救急車です。福岡市とトヨタ自動車が連携し、日本で初めて導入されます。
生活排水から作られた水素を燃料にしているため、二酸化炭素の排出量はゼロだということです。
■児玉悠一朗記者
「従来の車はかなりエンジン音がしていますが、こちらの水素自動車はかなり静かです。」
エンジンで動く従来の車に比べ、水素自動車は水素を使った燃料電池でモーターを動かすため、夜間での作業や出動の際に車の走行音が軽減されることが期待されます。
■高島市長
「静かというところも水素自動車の強い魅力。」
ゴミ収集車はさっそく8日夜から福岡市東区で、救急車はことし5月から市内全域で導入されます。