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【台風7号】Uターンラッシュを直撃 福岡の交通機関も乱れ 急きょ延泊した人も 17日も一部で運休や遅れの恐れ

2024年8月16日 18:50
【台風7号】Uターンラッシュを直撃 福岡の交通機関も乱れ 急きょ延泊した人も 17日も一部で運休や遅れの恐れ
台風7号がUターンラッシュを直撃

関東地方に接近している台風7号が、お盆のUターンラッシュの足を直撃しています。福岡でも交通機関に大きな乱れが出ていて、予定を変更する人が相次いでいます。

■奥村誠悟 記者
「福岡空港の全日空のカウンターでは、欠航になった羽田便専用の窓口が設置されています。」

16日、福岡空港では、福岡と羽田~成田を結ぶ午後のほとんどの便が欠航になり、払い戻しや予約を変更する人たちの姿が見られました。

■東京に帰る人
「午後の便をとっていましたが、怪しいから午前の便に変更しました。」
「羽田行きの夜9時の便なので、台風が通り過ぎて大丈夫かなと思っていましたが、ダメでした。(仕事は)あすからです。飲食業で、予約も入っているので、お客様に連絡しないといけない。」

一方、遅めの帰省で福岡に到着した人もいました。

■神奈川から帰省
「午前10時頃の出発予定でしたが、昼前後の便から欠航になっていたので、帰れなくなると嫌だなと思い、午前8時半の便に変えて来ました。台風による揺れはそこまでなく、子どもたちも怖がる様子もありませんでした。」

台風の影響は博多駅でも出ていました。

■檜垣すみれアナウンサー
「午前10時前の博多駅です。改札前はそれほど混み合っていません。出発案内を見ると、行き先に新大阪の文字がずらりと並んでいます。」

東海道新幹線は16日、東京と名古屋の間で終日運休しました。山陽新幹線は、東海道新幹線との直通運転を取りやめ、普段であれば博多~名古屋・東京に直通する列車は、新大阪までに変更されました。

博多~新大阪間の「のぞみ」も半数程度、運休となりました。

■大阪に向かう人
「昼から博多を出発する予定でしたが、のぞみが運休になって、急きょ朝早い新幹線に変更しました。」
■名古屋に向かう人
「本当は早く着きたかったんですけど、新大阪で乗り換えがあるということなので、今の時間から行って順番待ちをするのでちょっと不便です。」

出張のため茨城県から福岡に来ていた男性もいました。

■茨城に帰る予定の人
「飛行機も全便欠航、新幹線も計画運休で、きょう帰れなくなったので急きょ博多で1泊して、あした帰ることになりました。」

Uターンの足に大きな影響をもたらした台風7号。交通機関の乱れは17日も続く恐れがあるということです。

新幹線の状況を確認します。

16日、東京~名古屋間は、始発から終日運転を取りやめています。名古屋~新大阪間は、1時間に上下線それぞれ2本程度の運転です。博多発の名古屋・東京方面行きは、新大阪までの運転に変更しています。

17日については、台風の影響がないか設備点検などを行なうため、一部、運休や遅れが発生する可能性があるということです。