【中継】リング1周は大濠公園と同じくらい 九大の研究も展示 中村アナが万博会場へ 海外パビリオンいくつ行けた?
いよいよ4月13日、次の日曜日に「大阪・関西万博」が開幕します。世界各国の報道陣向けに9日、開会直前の会場が公開されました。FBSの中村アナウンサーが中継でお伝えします。中村さん。
■中村安里アナウンサー
はい、大阪・関西万博の会場です。私は東西2か所あるゲートのうち、東側のゲートを入った所に来ています。9日、国内・海外から、午後3時の時点でおよそ4000人の報道関係者が集まりました。後ろに見えているのが、今回の万博のシンボル「大屋根リング」です。近くで見ると、大きくてかなり迫力があります。実はこのリングの上に上って歩くことができます。
実際に私も歩いてみたのですが、上から見るとパビリオン全体を見渡すことができて、万博会場の広さに圧倒されました。ぐるっと1周した距離はおよそ2キロで、福岡市の大濠公園の外周とほぼ同じです。「最大の木造建築物」として、ギネス世界記録にも認定されています。
開幕まであと4日、気になるのがパビリオン建設の遅れだったのですが、一日取材をしたところ、一部、建設中の所もありましたが、ほとんどが終わっているように感じました。では、会場の中の様子をご覧いただきましょう。
■中村アナウンサー
「見えてきました、ミャクミャクです。いらっしゃいませと出迎えてくれています。メディア関係者に囲まれています。人気者です。」
開幕までいよいよ4日となった「大阪・関西万博」。期間中の来場者はおよそ2820万人を見込んでいます。
動きと音と香りで快適な睡眠環境を作り出してくれるベッドや、IPS細胞から作られた「動く心臓」も展示されています。今回の万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマで、私たちにワクワクをくれる未来の技術と文化に出合うことができます。
「万博の華」と呼ばれる海外パビリオンの数は全部で42。建物の造り一つとっても、それぞれの国や地域の個性があふれていて、どれも近未来的でユニークなパビリオンばかりです。