小石原焼のおよそ50の窯元が参加して通常の2割引き 秋の民陶むら祭にぎわう
小石原焼の里、福岡県東峰村で秋の民陶むら祭が開かれ、家族連れなどが訪れました。
焼き物を手に取る人たちでにぎわうのは、東峰村で7日から3日間開かれている、秋の民陶むら祭です。およそ50の窯元が参加して、伝統の小石原焼を通常価格の2割引きで販売しています。
■福智町からの夫婦
「子どもが巣立っていったので、 夫婦2人の生活を楽しむのにこういうのもいいのかなと。」
どんぐりやキノコなど秋を感じさせる焼き物を作るのは、14代続く窯元、やままる窯です。小石原焼の代表的な模様、飛びかんなをあしらったコーヒーカップなどが、3日間で完売しました。
■やままる窯・梶原成美さん
「夜なべして一生懸命つくった。コロナとか災害とかあったけれど、普段通りの民陶祭が開催されて、お客さんも楽しんでいる。それに応えられるように私たちも頑張らないと。」
訪れた人はお気に入りの一品を探したり、絵付け体験をしたり、芸術の秋を楽しんでいました。