×

「浮き具から手を離さないで」4歳児が沖に流され意識不明 福岡市の海水浴場で水難事故防止呼びかけ

2024年8月4日 17:54
「浮き具から手を離さないで」4歳児が沖に流され意識不明 福岡市の海水浴場で水難事故防止呼びかけ

先月、福岡市の海水浴場で幼児2人が沖に流され、1人が意識不明の重体になっている事故をうけ、福岡海上保安部などは4日、現場の海水浴場で水難事故の防止を呼びかけました。

■呼びかけ
「浮き輪は結構風の影響で流されやすくなるので、子どもから目を離さないように、手を離さないようによろしくお願いします」

4日午前、福岡市東区の志賀島海水浴場では、福岡海上保安部や警察・消防が、海水浴客にチラシを配り、安全をよびかけました。

この海水浴場では先月30日、いずれも4歳の男児と女児が「フロート」と呼ばれる浮き具に乗ったまま流されました。2人は海に落ちた状態で救助され、男児は今も意識不明の重体となっています。

福岡海上保安部では、海水浴を安全に楽しむため、救命胴衣を着用し、風の強い日にはフロートの使用を控えるよう呼びかけています。