自民党と公明党は25日、来年度の税制改正に向けた議論を本格化させました。

自民党・宮沢洋一税調会長
「ことしは昨年のように自公で決めたものが成案になるというわけではなくて、この税調と同時並行で国民民主党を入れた3党での協議というものも進みます」

来年度の税制改正に向けた議論は25日から本格化し、ことしは与党だけで無く国民民主党など野党とも並行して協議を進めます。

主な焦点は2点です。

1点目は、与党が国民民主党と合意した「103万円の壁」の見直しに伴う基礎控除などの引き上げ幅や対象範囲、さらに、主に地方の税収が減ってしまう分をどう確保するか。

2点目は、「ガソリン減税」の具体的な枠組みをどうするか、です。

このほか、「防衛増税」の具体的な開始時期についても協議される見通しです。