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セブン&アイHD会見 次期社長「投資するスピード上げる必要がある」 30年度までに2兆円の自社株買い方針

2025年3月6日 22:11
セブン&アイHD会見 次期社長「投資するスピード上げる必要がある」 30年度までに2兆円の自社株買い方針

セブン&アイ・ホールディングスは井阪隆一社長が退任し、後任に筆頭独立社外取締役を務めるスティーブン・デイカス氏が就任すると発表し、6日、会見を行いました。

セブン&アイHD スティーブン・デイカス次期社長
「我々は少し勢いを失っている。市場シェアを一部失った事実を謙虚に受け止めなければならない。軌道にもどすためには投資するスピードを上げる必要がある」

デイカス氏は、またカナダの大手コンビニ「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案について、「この提案が企業価値を高めるかどうかは私にもわからない」としました。その上で、クシュタール社との協議は続ける考えを示す一方、「他の機会も模索し続ける」と含みを持たせました。

会見では、傘下のイトーヨーカ堂などの事業を束ねる「ヨーク・ホールディングス」の株式をアメリカの投資ファンドにおよそ8000億円で売却するほか、北米のコンビニ事業を運営する子会社を2026年下半期までに株式上場させる方針も明らかにしました。

これらで得た資金を使って、2030年度までに2兆円の自社株買いを実施する方針です。

最終更新日:2025年3月6日 22:11
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