「トライアルホールディングス」が西友買収を発表 約3800億円で
大手スーパーの西友を、九州を中心にディスカウントストアを運営する「トライアルホールディングス」が買収すると発表しました。
トライアルホールディングス 永田洋幸取締役
「私たち2社でお互いの強みを融合することでより多くのお客様にこれまで以上の価値を提供するようにしていきたい」
トライアルホールディングスは、西友と共同で会見を行い、西友をおよそ3800億円で買収すると発表しました。
両社を合わせると売上高1兆円となり、買収するトライアルは、規模のメリットを競争力に生かしたい狙いです。
トライアルはAIなどデジタルの活用を得意とし、全国におよそ340店舗を展開していて、店舗には、決済機能がついたタブレット付きの買い物カートなどを導入しています。
西友は、プライベートブランド商品や自社の製造拠点を保有していて、トライアルは、西友の子会社化でグループ全体の「食」の強化や関東エリアでの事業拡大などを狙います。