「しいたけ会館」が3月末で営業を休止 長期休館へ 築50年以上経過し耐震化への対応や安全な営業環境の確保が課題となっていた鳥取市内の宿泊施設
「しいたけ会館」の名前で親しまれてきた鳥取市内の宿泊施設「対翠閣」が、3月末で営業を休止し長期休館することが分かりました。
鳥取市の「対翠閣」は、JR鳥取駅から徒歩5分の距離にある宿泊施設で天然温泉や“きのこづくしの料理”が「しいたけ会館」の名前で親しまれてきた。鳥取県の観光拠点として利用されてきましたが、関係者によると、3月末まで営業を行い、その後は長期休館になる見通しだということです。
築50年以上経過し、老朽化が進む中、耐震化への対応や安全な営業環境の確保が課題となっていましたが工事などのめどが立たず、休館を決めたとみられます。
対翠閣は日本海テレビの取材に対し「これまでご利用いただいたお客さまには従業員一同感謝しています。最後まで力を合わせて満足してもらえるよう努めていきたい」とコメントしました。
再開の時期など、今後の営業計画は未定だということです。