鳥取県内でインフルエンザの患者数が急増し、県感染症対策センターが注意を呼びかけています。12月2日から8日にかけての定点当たりの発生状況は、全国平均の4.86を大きく超える12.14に達し、県中部を中心に感染が広がっています。 定点辺りの患者数(12月2日~8日)は、鳥取県東部で8.00人、中部で26.00人、西部で9.09人となっていて、前の週(11月25日~12月1日)に比べ東部は2.8倍、中部は2倍、西部は1.3倍に増えています。すでに東部・中部は「注意報レベル」に達していて、このまま増加が続けば、中部は定点当たりの感染者が30人を超え「警報レベル」となる恐れがあります。 鳥取県内では12月12日時点で、小学校で5件の学級閉鎖と4件の学年閉鎖、さらに高校で2件の学級閉鎖が行われているということです。 鳥取県感染症対策センターは、今後もインフルエンザの感染者は増加傾向が予想されるとして、手洗いやうがい、室内の換気など、対策を徹底してほしいと呼びかけています。
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