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がん闘病中の梅宮アンナ 「大丈夫だよ」の励ましに違和感 かけられてうれしかった言葉

2025年3月3日 7:05
がん闘病中の梅宮アンナ 「大丈夫だよ」の励ましに違和感 かけられてうれしかった言葉
梅宮アンナ がん闘病について語る
浸潤性小葉がんのため闘病中の梅宮アンナさん(52)が1日、トークイベントに出席。周囲からの励ましの言葉に抱いた、違和感を明かしました。

アンナさんは自分らしい生き方に向き合うイベント『Be Me ~ご自愛市spring~』(主催:主婦の友社・毎日新聞社)のスペシャルトークセッション『「私らしく生きる」梅宮アンナさんが語る「がん闘病が教えてくれたこと」』に登壇しました。

アンナさんは2024年8月、乳がんのひとつである浸潤性小葉がん(ステージ3A)のため闘病していることを公表。その後、抗がん剤治療、11月に右乳房・リンパ節郭清手術を受け、12月から再び抗がん剤治療をしているといいます。

■勇気づけるためと理解も…「“ありがとう”って素直に言えなかった」

アンナさんは「今ちょうど、抗がん剤後半戦。来週、3月5日がおかげさまで最後になります」と話し始めると、「泣いちゃうんです…すみません」と涙を見せました。「ここまで来られると思っていなかった。よく脱落しなかったな。すごくつらくて、心もポキって折れちゃうのかな、って思ったときもあった。乳がんって(治療が)長いんだな」と、心境を明かしました。

また、がんを患っている人への声かけについての話題に、「みんな“何かを言わなきゃいけない”とすごく思うんだと思う。“大丈夫だよ、アンナちゃん。がんは治る時代だから”って、良かれと思って言ってくれる方が多かった。勇気づけるために言ってるのはわかるんだけども、“なんでこんなに違和感があるんだろう?”って思った。“ありがとう”って素直に言えなかった」と話し、「頑張ろうね」「治るように頑張れたらいいね」という言葉がうれしかったと、経験談として明かしました。

最終更新日:2025年3月3日 7:05