上田市の山火事ほぼ消し止められ鎮圧状態に 3日に鎮火する見通し 周辺はマツタケの産地として有名 今後の生育を心配する声【長野】
上田市の山火事は発生から3日目の2日昼前にほぼ消し止められ、鎮圧状態となりました。
上田市武石上本入の山火事は発生から3日目の2日も午前6時から消防車両50台、210人態勢で消火活動が行われました。群馬県の消防防災ヘリ1機と陸上自衛隊のヘリ6機が出動し、上空から消火に当たりました。消防によりますと、午前11時20分に火はほぼ消し止められ、鎮圧状態となりました。総務省消防庁によりますと、1日までの2日間で約100ヘクタールを焼失したということです。
この火事は2月28日、近くに住む78歳の男性が枯れ草を燃やしていた火が燃え広がったとみられています。日没のため、2日午後4時半で打ち切られた消火活動は3日も行われ、鎮火する見通しです。
近所の人は
「昨夜は眠れなかった。消防が待機してくれてはいたけど。(マツタケは)もう駄目だね。期待はできないと」
山火事が発生した上田市武石地区はマツタケの産地としても有名で、今後の生育を心配する声が上がっています。